JXホールディングスはNY原油安いが大幅反発の戻り高値

株式市場 銘柄

■在庫評価調整など進み株価も下値メド見えてきたとの見方

 JXホールディングス<5020>(東1・売買単位100株)は19日、大幅反発となり、取引開始後に466.8円(11.4円高)をつけて3日ぶりに戻り高値を更新した。NY原油相場は主要産油国の会合で減産協議が不調と伝えられ、再び40ドル/バレルを割り込んだが、2015年度に行った在庫評価調整などの効果により、16年3月期の業績回復などへの期待が優勢になりつつあるようだ。

 この1~2年は原油相場の低落や新興国経済の鈍化、ハイブリッド車の普及拡大などで「三重苦・四重苦」の状況が続いてきたが、原油安の業績への影響は相当程度、織り込まれてきたようだ。このところの株価は16年1月の404.8円、4月の407.4円を下値に下げ止まる展開が続き、下値メドが見えてきたとの見方もある。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る