PCIは神戸市の市バスを情報通信基地とする実証実験で次のステップへ

IR企業情報

■「V2Xユニット」を活用した車車間通信のソフトウェア開発に携わる

 PCI<3918>(東マ)は18日、同社子会社のPCIソリューションが実証事業主体として参画する「神戸市 市バスを情報通信基地とする実証実験」について、神戸市から発表があったとした。

 神戸市では16年2月から、情報通信基地としての市バスの活用に関する実証実験の第一段階として、バスロケーションシステム実証実験を行ってきた。このたび、市バス66系統について、バスが実際にどこを走っているのか、パソコンやスマートフォンで確認できるバスロケーションシステムの準備が整ったことで、同市サイトで公開を始めた。
333333
●バスロケーションシステムURL:http://hbloc.its-mo.com/kobe_usersite/index.php


 この実証実験は16年5月末まで実施予定で、実証事業主体には神戸市と同社の他、一般社団法人GatewayAPP JAPAN、本田技研工業<7267>、ゼンリンデータコム、ソフトバンク<9984>が参加。PCIソリューションズは、同実験で使用されている「V2Xユニット」を活用した車車間通信のソフトウェア開発に携わっている。

 今回の実証実験では、路線は市バス66系統とし、バスの位置情報を収集。パソコン・スマートフォンの画面で利用者へ発信する。また、リアルタイムの市バス運行情報のオープンデータ化も検討する。今後は、実証実験の結果を基に、16年度中の本格導入について検討し、実証実験の第二段階として、市バスにデジタルサイネージ・車外カメラを設置。情報発信の可能性について実証実験を行う。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る