PALTEKは2G-SDIに対応した8K/4Kビデオプロセッシングボード Image CUBE を開発
- 2016/4/22 12:39
- 株式投資ニュース
■8K/4K映像の非圧縮伝送が可能な12G-SDIに対応
PALTEK<7587>(東2)は、12G-SDIに対応した高精細な8K映像や4K映像の合成処理や分割処理などを行うことのできる8K/4KビデオプロセッシングボードImage CUBE を開発 したと発表した。これにより、今後の8K/4Kの普及により求められる映像伝送インターフェースの高速化に対応した機器開発の支援が可能となる。
4K実用放送が始まり、8K試験放送が目の前に迫る中で、カメラやスイッチャーなどの放送機器間を接続するインターフェース規格「SDI」についても伝送速度3Gb/sの3G-SDIなどに加え、伝送速度12Gb/sの12G-SDIが標準化されている。8K/4K対応の機器開発を行う上では、12G-SDIへの対応は機器の実用化に向けて必須となっている。
同社は、15年11月に高精細な8K映像や4K映像の合成処理や分割処理などを行うことのできる8K/4KビデオプロセッシングボードImage CUBE を15年国際放送機器展(Inter BEE 2015)で発表し,好評を得た。さらに、このたびサブボードのインターフェースに12G-SDIを搭載したことで、映像伝送インターフェースの高速化に対応でき、顧客企業の多様なニーズに応えすることが可能となる。
なお、12G-SDIに対応したImage CUBE を、16年4月18日から21日まで米国ラスベガスで開催されたNAB Show 2016のメイコム社ブースで展示した。