【株式市場】補正予算が熊本地震の復旧限定との見方あり日経平均は一時147円安

株式市場

◆日経平均の前引けは1万7439円62銭(132円87銭安)、TOPIXは1398.23ポイント(9.27ポイント安)、出来高概算(東証1部)は12億7335万株

チャート5 週明け25日前場の東京株式市場は、為替が早朝から1ドル111円台の円安再燃となったためトヨタ自動車<7203>(東1)などは堅調だったが、前週後半に期待が強まった補正予算案については熊本県を中心とした地震の復旧などに限定されるとの観測があり、やや肩すかし感が広がった。日経平均は朝寄りの41円07銭高(1万7613円56銭)を上値に一進一退となり、11時頃に147円30銭安(1万7425円19銭)まで軟化。前引けも132円87銭安と反落した。主な株価指数では日経JASDAQ平均が堅調続伸となった。。

 富士通ゼネラル<6755>(東1)が22日に発表した前3月期の決算や今期の見通しなどを好感して上場来の高値に進み、不二サッシ<5940>(東2)は3月決算の見通し増額などが好感されて戻り高値を更新。データホライゾン<3628>(東)は市町村などに向けたデータヘルス事業に関する提携が好感されて急伸。

 一方、横河ブリッジホールディングス<5911>(東1)三井住友建設<1821>(東1)は神戸で発生した橋げた落下事故を受けて安い。

 東証1部の出来高概算は12億7335万株、売買代金は1兆1482億円。1部上場1951銘柄のうち、値上がり銘柄数は579銘柄、値下がり銘柄数は1231銘柄となっている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■7日間摂取試験でBCAAやタウリン増加、血液健全性を維持  吉野家ホールディングス<9861>(…
  2. ■日本味と匂学会で優秀発表賞を受賞、応用研究に期待  花王<4452>(東証プライム)は9月24日…
  3. ■GHG削減価値をデジタル証書化、荷主に割り当て  商船三井<9104>(東証プライム)は9月19…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  2. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  3. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  4. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  5. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  6. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る