PALTEKは介護施設の地域貢献を促進する停電対策システムを提供
- 2016/4/26 10:02
- IR企業情報
■「病院向け停電対策システム」の提供で災害時での医療活動の基盤整備をサポート
PALTEK<7587>(東2)は、総合病院や産婦人科クリニック、大学病院向けに「病院向け停電対策システム」の提供を行っており、災害時での医療活動の基盤整備をサポートしている。このたび、16年3月31日に成立した社会福祉法等の一部を改正する法律(以下「改正社会福祉法」)に基づき、社会福祉法人に「地域における公益的な取組の実施する責務」が義務付けられたことを受け、介護施設の地域貢献を促進する停電対策システムを提供していくことを発表した。
現在、人口の減少や独居高齢者の増加などを背景に、社会福祉法人の役割がますます重要になっている。この変化に対応するため、16年3月末に改正社会福祉法が成立し、社会福祉法人制度改革の一つとして「地域における公益的な取組の実施する責務」が義務付けられた。
同社が提供するプロパンガス式自家発電機を活用した停電対策システムは、経済的にも便宜性にも優れた環境にやさしいプロパンガスを燃料としている。政府もエネルギーの最後の砦として認めているプロパンガスは燃料劣化がなく、燃料自体が軒下在庫となるため、発災時に燃料供給不能となることがない。また、介護施設の希望に合わせて3日以上の燃料を保管し継続的に電力を供給することができ、非常時に集合場所の照明、電話・インターネットなどの通信設備、PC、介護システムサーバおよびポータブルたん吸引機などを稼動させることが可能となる。
同社は、プロパンガス式自家発電機を単に設置するだけではなく、実際に災害が起きたことを想定し、施設や地域住民も巻き込んだ防災の仕組みを提供することで、介護施設に対して「地域における公益的な取組の実施する責務」と「災害時の停電対策」の両面での対応を可能にするとしている。
なお、同社は、総合病院、産婦人科クリニック、大学病院、介護施設、透析施設などに多くの停電対策システムを導入している。
導入事例:http://www.paltek.co.jp/smartgrid/teiden/jirei.htm