【編集長の視点】エディアは連続2ケタ増益の最高業績を手掛かりの直近IPO株買いが再燃し急反発

編集長の視点

 エディア<3935>(東マ)は、245円高の3545円と急反発して始まり、前日26日取引時間中につけた上場来高値3910円を意識する動きを強めている。同社株は、今年4月15日に新規株式公開(IPO)されたばかりで初決算となる今2017年2月期業績が、連続の2ケタ増収増益で過去最高更新と予想されていることを手掛かりに直近IPO株買いが再燃している。主力アプリの声優ナビ「MAPLUS+」の累計ダウンロード(DL)数が、20万DLを達成、「ありがとうセール」を実施したことも業績期待を高めている。

■新規タイトルの投入効果も加わりアクティブユーザー数は約2倍増

 同社の今2017年2月期業績は、売り上げ15億円(前期比18.9%増)、営業利益2億1500万円(同32.5%増)、経常利益2億円(同27.4%増)、純利益1億7400万円(同10.1%増)と続伸が予想され、前期の過去最高を更新する。「スマートフォンメディアカンパニー」を標榜してゲームアプリとライフサポートアプリの2つのサービスジャンルを展開しており、ゲームアプリでは、既存8タイトル加えて新規タイトル3件のリリースを予定し、自社タイトル比でアクティブユーザー数が約2倍に増加して課金収入が伸び、ライフサポートサービス事業では、融合ジャンルが、「MAPLUS+」などの好調推移や新タイトルの投入などでユーザー数が、約60%増と続伸、上場関係費用の負担増などを吸収して大幅続伸する。

 同社の属するスマートフォンコンテンツ市場は、スマートフォンの急速な普及とともに、平成26年度のゲームサービス市場が、前年度比60%増の8938億円、ライフサポートサービス市場が、同21%増の843億円と高成長するなど好市場環境下にあり、同社社員の90%以上がクリエイターで、豊富な技術資産を保有する同社の強みを発揮して、今後も一段と成長可能性を高める展開が想定される。

■最安値から下値を切り上げ小型スマホ関連株人気で最高値を抜け上値チャレンジ

 株価は、公開価格1630円でIPOされ、3165円で初値をつけ3530円と上ぶれたあと上場来安値2582円と突っ込んだが、同安値からストップ高と切り返し、「MAPLUS+」の好調なDL数を評価して3740円高値まで買い上げられ、その後のもみ合いからは下値を切り上げながら上場来高値3910円へと切り返した。PERは32倍台だが、既上場のスマホ関連株に比較すれば相対的に割り負け、時価総額も53億円超と小規模にとどまっており、最高値抜けから上値挑戦に弾みをつけよう。(本紙編集長・浅妻昭治)

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