【株式市場】米FOMC控え日経平均は軟調だが個別物色が活発

株式

◆日経平均の終値は1万7290円49銭(62円79銭安)、TOPIXは1384.30ポイント(7.39ポイント安)、出来高概算(東証1部)は20億4047万株

チャート15 27日後場の東京株式市場は、日本時間の今夜から早朝にかけて米FOMC(連邦公開市場委員会)の声明が発表になるため、円相場の影響の大きい自動車株や精密機器株などの売買を手控える様子があり、日経平均は前場に続き弱モミ合いを続けた。ただ、個別物色が活発なため、前場の安値1万7230円23銭(123円05銭)を割らずに持ち直した。主な株価指数の中では東証マザーズ指数と日経JASDAQ平均が高く小反発となった。

 マネースクウェアホールディングス<8728>(東1)が27日付で仮想通貨取引サービス企業との提携を発表してストップ高となり、コカ・コーライーストジャパン<2580>(東1)はコカ・コーラウエスト<2579>(東1)との経営統合を好感して後場一段ジリ高。アルメディオ<7859>(東2)は3月決算が好感されて急伸。アクセルマーク<3624>(東マ)は新作ゲームのダウンロード数拡大を好感しストップ高。

 東証1部の出来高概算は20億4047万株(前引けは9億5330万株)、売買代金は2兆2630億円(同9786億円)。1部上場1950銘柄のうち、値上がり銘柄数は840(同605)銘柄、値下がり銘柄数は978(同1187)銘柄。

 また、東証33業種別指数は12業種(前引けは7業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、水産・農林、鉱業、食料品、ガラス・土石、石油・石炭、ゴム製品、その他金融、化学、などとなった。

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