京セラは前3月期の決算いまひとつだったが米国で高く戻り高値
- 2016/4/28 09:17
- 株式投資ニュース
■信用売り残が高水準を続けGW前に買い戻し増加も
京セラ<6971>(東1・売買単位100株)は28日、3日ぶりに戻り高値を更新する始まりとなり、取引開始後に5708円(210円高)と上値を追った。27日に発表した前3月期の連結決算は純利益を除いて減収減益だったが、これを受けた前夜のNY株式市場ではADR(預託証券)が高かったため安心感が広がった。今期・2017年3月期は営業利益を19%増と予想するなど、総じて回復を見込む。
このところは信用売り残が高水準を続け、買い残を上回っている。にもかかわらず株価が強いため、売り建て玉を買い戻す動きが広がる可能性があり、ゴールデンウイーク(GW)に入る前に買い戻滋賀増えるとの見方もある。