データセクションが2件のニュース発表など好感し戻り高値
- 2016/5/6 10:11
- 株式投資ニュース
■ベトナム法人の新サービス開始1ヵ月で650社が導入
ビッグデータ活用サービスなどのデータセクション<3905>(東マ・売買単位100株)は6日、2日続伸となり、10時にかけて8%高の875円(68円高)前後で推移。4月25日につけた年初来の高値957円を目指すような出直り相場となっている。6日付で2件のニュースリリースを発表し、ベトナム法人が開始した海外でのソーシャルメディアモニタリングサービスが提供開始から1ヵ月で650社が導入したこと、人工知能(ディープラーニング)を活用した海外事業「利用シーン発掘サービス海外版」を開始したことなどが注目されている。
2日に発表した2016年3月期の連結決算は減益だったが、今期の見通し(一定幅のレンジ表示)はV字回復の可能性をうかがわせる。今期予想1株利益は1.05円から7.85円の見込み。まだ絶対額が小さいため、株価水準はPER400倍を超えるが、値動きを見ると2月からの回復相場が順調。今回の相場は4ケタ(1000円)に乗るまで止まらないとの見方がある。