整骨院などのアトラが円高の影響少ない好業績株として一時ストップ高

銘柄 上がる 上昇 高い ストップ高

■第1四半期決算の発表前から先取り買いの様子で人気化

 整骨院チェーンなどのアトラ<6029>(東マ・売買単位100株)は6日、約3ヵ月ぶりに1100台に乗る展開となり、朝方に一時ストップ高の1123円(150円)まで上昇。10時30分にかけても1095円(122円高)前後となっている。2日に2017年12月期の第1四半期決算(16年1~3月)を発表し、売上高が前年同期比73%増加するなど大幅に拡大したことなどが材料視された。

 この四半期決算の発表は2日の取引終了後だったが、2日の株価は好業績を先取るように強くなり大引けは73円高。日経平均が2日は518円安となるなど、主力株を取り巻く環境が冴えないため、業績が好調で円高の影響を直接的には受けない銘柄を選別する動きの典型として注目する様子がある。

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