内田洋行がデジタル教科書や小中高校の無線LAN導入など材料に戻り高値
- 2016/5/9 09:30
- 株式投資ニュース
■PER11倍台など割安感が強い
内田洋行<8057>(東1・売買単位千株)は9日、大幅反発の始まりとなり、取引開始後に8%高の470円(34円高)まで上げて戻り高値を更新した。グループに学習IT関連サービス事業のウチダエスコなどがあり、文部科学省が教科書のデジタル化を推進することや、総務省が全国の小中高校に無線LANの導入を進めると伝えられたことなどが材料視されている。
株価水準はPER11倍台、PBR0.7倍台のため、オーソドックスに見て割安感が強い。中長期的な需要が見込めるテーマ性が出てきたため、2015年12月の高値494円を抜く展開がイメージできるようだ。