【株式市場】円が強含みTOPIXは反落するがマザーズ指数は年初来高値

株式

◆日経平均の終値は1万6579円01銭(13円82銭高)、TOPIXは1334.30ポイント(0.60ポイント安)、出来高概算(東証1部)は21億2864万株

チャート4 11日後場の東京株式市場は、円相場が1時間ごとに108円70銭台、60銭台、50銭台と強含む印象があり、日経平均は50円高の1万6600円台で小動きを続け、3日続伸だが大引け間際に一時28円58銭安まで軟化する場面があった。TOPIXは大引けも軟調で3日ぶりに反落。一方、東証マザーズ指数は4月21日につけた年初来高値(1226.42ポイント)を更新した。

 後場は、13時に3月決算を発表した清水建設<1803>(東1)や14時に発表した第一実業<8059>(東1)が一段高となり、前日発表の決算が好調だった住友重機械工業<6302>(東1)も一段強含んだ。イーブックイニシアティブジャパン<3658>(東1)は教科書のデジタル化などが材料視されて3日連続ストップ高。アライドアーキテクツ<6081>(東マ)は5月中下旬に「Web&デジタル マーケティングEXPO春」「イーコマースEXPO 2016 大阪」などへの出展が続くとされてストップ高。

 東証1部の出来高概算は21億2864万株(前引けは10億9341万株)、売買代金は2兆1875億円(同1兆770億円)。1部上場1951銘柄のうち、値上がり銘柄数は899(同756)銘柄、値下がり銘柄数は925(同1063)銘柄。

 また、東証33業種別指数は14業種(前引けも14業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、機械、情報・通信、倉庫・運輸、電気機器、繊維製品、卸売り、鉱業、などだった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■更新前のスーパーコンピュータの約4倍の計算能力  富士通<6702>(東証プライム)は2月21日…
  2. ■両社の資源を有効活用しSDGsに貢献  伊藤忠商事<8001>(東証プライム)グループのファミリ…
  3. ■純正ミラーと一体化し、左後方の視界を広げる  カーメイト<7297>(東証スタンダード)は、純正…
2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■投資と貯蓄の狭間で・・・  岸田内閣の「資産所得倍増プラン」は、「貯蓄から投資へ」の流れを目指し…
  2. ■「ノルム(社会規範)」解凍の序章か?植田新総裁の金融政策正常化  日本銀行の黒田東彦前総裁が、手…
  3. ■「日経半導体株指数」スタート  3月25日から「日経半導体株指数」の集計・公表がスタートする。東…
  4. ■投資家注目の適正株価発見ツール  日銀の価格発見機能が不全になる可能性がある中、自己株式取得が新…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る