伊藤ハム米久HDが今期の業績予想など好感し経営統合後の高値
- 2016/5/13 09:29
- 株式投資ニュース
■PERやや割高だが統合効果への期待など込められている証拠との見方
伊藤ハム米久ホールディングス<2296>(東1・売買単位100株)は13日、急動意の始まりとなり、取引開始後に8%高の905円(69円高)まで上げて2016年4月の経営統合以来の高値に進んだ。
12日に発表した2016年3月期の決算で今期・17年3月期の業績予想を開示。連結売上高を8300億円、営業利益を180億円、純利益は120億円(1株利益40.36円)としたことなどが好感された。
株価はPERが20倍に乗り、他のハム大手に比べてやや割高になるが、経営統合効果への期待などが込められている証拠として注目されている。