【株式市場】朝方は円安など好感するが個別物色の色彩濃く日経平均は179円安

株式市場

◆日経平均の前引けは1万6466円64銭(179円70銭安)、TOPIXは1324.88ポイント(12.39ポイント安)、出来高概算(東証1部)はオプションSQ算出が加わり13億848万株

チャート6 13日前場の東京株式市場は、独紙による日銀総裁の談話が好感されて朝方に円安基調が再燃し、日経平均は157円83銭高(1万6804円17銭)まで上げた。が、その後は急速に値を消して11時には204円91銭安(1万6441円43銭)まで下押す場面があった。前引けも179円70銭安だった。主な株価指数はすべて軟調。

 日本触媒<4114>(東1)が12日の機関投資家向け説明会や長期計画のローリング策定などを好感して東証1部の値上がり率トップとなり、製菓の寿スピリッツ<2222>(東1)も昨日発表の3月決算などが好感されて活況高など、好業績株を個別にピックアップする相場になった。メディカル・データ・ビジョン<3902>(東マ)は株式分割と株主優待開始も発表したため急伸。一方、昨日ストップ高の三菱自動車<7211>(東1)は朝高のあと値を消して4.7%安。

 東証1部の出来高概算はオプションのSQ(行使価格)算出日に当たり13億848万株と増加し、売買代金も1兆3199億円。1部上場1951銘柄のうち、値上がり銘柄数は366銘柄、値下がり銘柄数は1513銘柄となった。

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