キーコーヒー:コーヒーの未来を守る活動に協力

■米国の「World Coffee Research」と共同研究を開始!

 キーコーヒー<2594>(東1)は、このたび、世界的なコーヒー関連事業における非営利の研究機関「World Coffee Research」(ワールド・コーヒー・リサーチ、以下WCR、本拠:米・テキサス州、CEO:Tim Schilling)の日本初のゴールドメンバーとして、同団体が取り組む「International Multi-Location Variety Trial」(国際品種栽培試験、以下IMLVT)活動に本年4月から参加し協力を開始した。

 世界的にコーヒー需要が増える一方で、生産現場では地球温暖化による気候変動・病害虫による被害など様々なリスクを抱え、将来の安定供給が危惧されている。

 IMLVTの活動は、病害への耐性や優れた味わいをもつ高品質なコーヒーを永続的に生産できる品種を発掘することを目的に、世界各国のコーヒー生産地で、世界中から選ばれた優良品種の栽培試験を行なっている。

 同社は従来から永続的なコーヒー生産実現へ向けた活動を、インドネシア・スラウェシ島トラジャ地方の農場で取り組んでおり、今後はIMLVTの研究場所として同農場を提供するなど、全面的に協力していく予定だ。

■創業100周年~『コーヒーのもつ魅力、届け続ける』使命へ向けて

 WCRへの参画について同社は、「生産者の経済的、社会的な生活向上と、未来に向けたコーヒー産業の発展を支援でき、「WCR」への協力を通じて高品質コーヒーの安定供給に貢献し、創業100周年に向けて、『コーヒーのもつ魅力を愛好者に届け続ける』という企業使命を果たしたい」と話している。

※「WCR」は、アメリカ合衆国テキサス州の「テキサスA&M大学」のノーマン・ボーローグ国際農業研究所に本拠を置き、世界20ヵ所以上のコーヒー研究機関、先進的科学研究所とのネットワークを介して運営されている非営利団体。新しい革新的なテクノロジーを提供し、コーヒー生産を進化させること

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