13日(金)のNYダウ急反落、週足では昨年暮れ以来の3週連続安、来週は反発期待のリズム
- 2016/5/14 09:28
- 株式投資News
5月13日(金)のNYダウは急反落した。前日の戻りが鈍かった(9ドル高)ことから上値は重いとも見た買方の見切り売りと、売方の攻勢が加わり終値は185ドル安の1万7535ドルだった。13日のドルは108円半ば、原油は46ドル前半。
なお、NYダウの週足・週末値チャートは、3週連続安で3週合計の下げ幅は約450ドル安。3週連続安は、昨年末から年初第2週まで3週連続安以来でそのときは合計約1560ドル下げていた。週足のリズムからみれば、恐らく来週は反発が予想されそうだが、見所は1万8000ドルまで届くような戻りになるかどうかである。上値を試される週となりそうだ。
一方、13日(金)の日経平均は、前日まで4日連続高で計約540円上げていたが、この日は5日ぶりに234円安と反落した。NN倍率は0.935倍、日経平均のサヤは▼1123ポイントに拡大した。
日経平均の週足・週末値チャートは、前週まで2週連続で下げ合計1460円安となっていたが、当該週は306円高と3週ぶりに反発した。来週は、2週連続高となるか、あるいは小反落するか微妙なリズムにある。いずれにしても、政府の景気対策が出なければ盛り上がりは期待できないだろう。