【株式市場】円安戻り主力株など買われて資源株も高く日経平均は大幅反発

◆日経平均の前引けは1万7041円82銭(245円86銭高)、TOPIXは1373.19ポイント(15.21ポイント高)、出来高概算(東証1部)は12億3477万株

チャート15 15日前場の東京株式市場は、ユーロの独歩安懸念が後退して昨日の円高基調が反転したため、トヨタ自動車<7203>(東1)が反発するなど主力株に見直し買いが入り、米国原油の反発を受けて石油資源開発<1662>(東1)などの資源株が反発し、日経平均は一時250円13銭高(1万7046円09銭)まで上げて急反発となった。

 求人情報のディップ<2379>(東1)が前週末発表の業績予想などを材料に上値を追い、ブリヂストン<5108>(東1)は業績上ぶれ期待などが言われて高値を更新。空中結像技術のアスカネット<2438>(東マ)や大手証券と提携のファンドクリエーショングループ<3266>(JQS)も高い。

 東証1部の出来高概算は12億3477万株、売買代金は1兆962億円。1部上場1860銘柄のうち、値上がり銘柄数は1445銘柄、値下がり銘柄数は304銘柄だった。

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