双葉電子が好決算など材料に年初来の高値を2日続けて更新

株式市場 銘柄

■売り残多く買い戻しの増加が騰勢に拍車かける可能性も

 双葉電子工業<6986>(東1・売買単位100株)は17日、続伸の始まりとなり、取引開始後に1950円(92円高)まで上げて年初来の高値を2日続けて更新した。前週末の13日に発表した2016年3月期の連結決算は減収減益だったが、今期・17年3月期の見通しを営業利益は2.3倍とするなど、「倍返し」的な急回復としたため期待が広がった。

 今期は為替前提は一段の円高に設定。それでも、同様に円高を想定するトヨタ自動車<7203>(東1)が4割減益を見込むことなどと比較すれば注目余地が大きいとの見方がある。信用取引の売り残が多く、買い残を上回る状態のため、年初来の高値が続けば買い戻しが増加する可能性がある。

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