【株式市場】朝方は下押すが国内GDP良好で銀行株が強く日経平均は一時142円高

株式市場

◆日経平均の前引けは1万6753円55銭(100円75銭高)、TOPIXは1346.13ポイント(10.28ポイント高)、出来高概算(東証1部)は11億999万株

チャート4 18日前場の東京株式市場は、NY株式の反落や円高基調などを受け、日経平均は9時半頃に135円28銭安(1万6517円52銭)まで下押したが、朝発表の国内1~3月GDPは良好だったため徐々に見直しムードが広がった。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)の5%高など大手銀行株が強く、日経平均は前引けにかけて142円67銭高(1万6795円47銭)まで上げた。前引けも100円75銭高。ただ、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は小安い。

 原油市況の回復を好感して国際石油開発帝石<1605>(東1)などの資源株が高く、帝国ホテル<9708>(東2)は業績見直しムードで急反発。ジェネレーションパス<3195>(東マ)は中国企業との提携などが好感されて急伸し、アカツキ<3932>(東マ)構造計画研究所<4748>(JQS)は好決算が好感されて続伸。

 東証1部の出来高概算は11億999万株、売買代金は1兆436億円。1部上場1951銘柄のうち、値上がり銘柄数は1056銘柄、値下がり銘柄数は761銘柄となっている。

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