長谷工コーポは業績好調で評価不足の見方あり「モミ合い離れ」の期待

株式市場 銘柄

■国内1~3月GDP良好で建設株が高い中でチャート妙味も

 長谷工コーポレーション<1808>(東1・売買単位100株)は18日の後場一段強含む展開となり、13時にかけて7%高の1158円(75円高)前後まで上伸。今朝発表された日本の1~3月GDP(国内総生産)が良好だったことなどが好感され、5月13日に発表した今期・2017年3月期の業績予想が営業利益、経常利益とも16%増を見込むことを評価し直す様子もある。

 今期の予想1株利益は179.64円。株価はPER6倍台に過ぎず、さすがに評価不足との見方がある。またチャート妙味も指摘され、2月以降、900円台から1100円台のゾーンで下値固め的なモミ合いが続いており、18日はこのゾーンを抜け出す雰囲気になってきたため、いわゆる「モミ合い離れ」の新波動に入る展開をイメージする様子もある。

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