【株式市場】日経平均は小反落だが銀行株など強くTOPIXは高く3日続伸

株式

◆日経平均の終値は1万6644円69銭(8円11銭安)、TOPIXは1333.38ポイント(2.53ポイント高)、出来高概算(東証1部)は23億4197万株

 18日後場の東京株式市場は、スズキ<7269>(東1)が法定と異なる燃費データ測定の報道を受けて後場寄りから急落し、自動車株が全般に重くなるなどで日経平均も軟化し、14時にかけて139円63銭安(1万6513円17銭)まで下押す場面があった。ただ、前場に続いて三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)などの大手銀行株が強く、日経平均は小反落ながら大きく回復した。TOPIXは堅調続伸。ただ、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は小安い。

 後場は、ソニー<6758>(東1)が米AI(人工知能)企業との共同開発報道などで一段ジリ高となり、原油市況の回復を好感して国際石油開発帝石<1605>(東1)などの資源株が高く、ディジタルメディアプロフェッショナル(DMP)<3652>(東マ)は画像処理ソリューションの新製品などが注目されて2日連続ストップ高。ショーエイコーポレーション<9385>(JQG)は14時過ぎから突如急伸。

 東証1部の出来高概算は23億4197万株(前引けは11億999万株)、売買代金は2兆3366億円(同1兆436億円)。1部上場1951銘柄のうち、値上がり銘柄数は778(同1056)銘柄、値下がり銘柄数は1056(同761)銘柄。

 また、東証33業種別指数は18業種(前引けは28業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、鉱業、銀行、海運、石油・石炭、非鉄金属、卸売り、保険、建設、不動産、倉庫・運輸、鉄鋼、などとなった。

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