【株式市場】朝方は日経平均196円高だが円安続かず前引けは小幅安

株式市場

◆日経平均の前引けは1万6636円67銭(8円02銭安)、TOPIXは1336.05ポイント(2.33ポイント安)、出来高概算(東証1部)は10億4712万株

チャート6 19日前場の東京株式市場は、米FOMC(連邦公開市場委員会)の議事録公開により朝方はドル高・円安基調となり、朝発表の国内機械受注なども好感されて日経平均は取引開始後に196円35銭高(1万6841円04銭)まで上げた。ただ、円安基調は次第に鈍化し、消費増税見送りの場合の影響には見方が分かれ、日経平均も値を消して前引けは8円02銭安(1万6636円67銭)となった。東証マザーズ指数や日経JASDAQ平均は高い。

 昨日の銀行株高に続き本日は第一生命保険<8750>(東1)などの保険株が強く、月次動向が好調だったイオンファンタジー<4343>(東1)も高い。株価2ケタのヤマシナ<5955>(東1)は好業績を再評価とされて急伸し、マルマエ<6264>(東1)はリハビリ支援ロボット開発などに期待とされて急伸。精養軒<9734>(JQS)は国立西洋美術館の世界文化遺産への推薦などが材料視されて続伸。燃費データ問題で昨日の午後急落したスズキ<7269>(東1)は反発した。

 東証1部の出来高概算は10億4712万株、売買代金は9462億円。1部上場1951銘柄のうち、値上がり銘柄数は885銘柄、値下がり銘柄数は916銘柄となっている。

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