エスクローEJはブロックチェーン活用など好感されて17%高

銘柄 相場欄

■円高などの影響を直接受けにくい点で注目する様子も

 不動産や金融の業務支援を行うエスクロー・エージェント・ジャパン(エスクローEJ)<6093>(東2・売買単位100株)は20日も大幅高の始まりとなり、取引開始後に17%高の1866円(272円高)まで上げて昨年10月以来の1800円台に進んだ。18日付で、フィンテック(金融IT)技術の中核として注目されるブロックチェーン技術を活用した不動産取引に係る認証及び決済システム等の調査研究の開始を発表。フィンテック関連銘柄の新星として注目されている。

 2月決算銘柄で、2016年2月期は連結純利益などが最高を更新。今期・17年2月期も純利益は15%の増加を見込み、予想1株利益は68.41円。株価はPER28倍前後になるが、米国の利上げや円高などの影響を直接的には受けにくい銘柄として退避的に銘柄を選別する様子もある。

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