カヤックが株式分割など好感され年初来の高値

株式市場 銘柄

■VR(仮想現実)コンテンツへの期待も

 ソーシャルゲーム開発などのカヤック<3904>(東マ・売買単位100株)は20日、大幅続伸となって朝方に18%高の2377円(356円高)まで上げ、5月11日以来の年初来高値更新となった。業績が好調な上、19日付で株式分割(6月末の株主を対象に普通株式1株を2株に分割)を発表。素直に好感されている。

 株価水準はPER50倍台になるが、スマホゲーム銘柄やIT関連銘柄の場合、PERは高い方が注目度も高いと受け止める潮流があり、基調からは3000円前後を指向しても不自然ではないとの見方がある。

 なお、同社HPには、同社が制作してきた「VR(バーチャルリアリティ:仮想現実)コンテンツの体験会「カヤックのVR展」(無料/入退場自由)を5月21日に開催するとあり、VR関連の展開に期待する向きも少なくないようだ。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る