20日(金)のNYダウ4日ぶり反発、週足でも4週ぶり反発
- 2016/5/21 09:26
- 株式投資News
■来週は利上げ織り込んで週足続伸なるか、日経平均は2月以来の3週連続となるか
5月20日(金)のNYダウは65ドル高の1万7500ドルと4日ぶりに反発した。直前3日間で合計約260ドル下げ、しかも3日連続安は今年2月上旬以来3カ月ぶりということから下げ過ぎに対する警戒感で売方の買い戻しと買方の押し目買いが入った展開といえる。依然、6月利上げ観測が強く、ドルは110円後半。原油は48ドル半ば。
一方、NYダウの週足・週末値チャートでは、当該週は64ドル高と4週間ぶりに反発した。仮に、4週連続安だったら今年初となるところだった。ただ、直前3週間の合計下げ幅約470ドルに比べると当該週の戻りは小幅にとどまった。戻りの鈍かったことで、来週は再度、下げ圧力が強まる可能性はありそうだ。
20日(金)の日経平均は前日の1円高に続いて89円高と小幅続伸したが、出来高薄く勢いに欠ける相場だった。日経平均のサヤは▼764ポイント。また、日経平均の週足・週末値チャートは当該週は324円高と2週連続した。2週合計の上げ幅は約630円。直前2週連続安の合計下げ幅約1460円のほぼ半分を戻した。来週は今年2月以来となる3週連続高に進むことができるかどうかが注目される。