トヨタ急反落、G7の財務省・中央銀行会議で世界景気対策で同一歩調ならず
- 2016/5/23 10:04
- 株式投資ニュース
トヨタ自動車<7203>(東1・100株)は、前日の68円高を上回る108円安の5454円と急反落だ。G7前の財務省・中央銀行会議で、景気対策は加盟各国の自主判断に任されることになりグローバルで販売する同社には期待外れの展開といえる。しかも、日本の円安に牽制球も投じられた。「こうなってくると今期の大幅減益が響いてくる。G7のあとに日本独自の景気対策がどのような内容になるかが注目される」(中堅証券)。ただ、このところの下値は5300~5400円で下げ止まっている点は心強いところで、日本独自の景気対策が出れば好感しやすくなっている。