日本航空は20年ぶりのマドリード直行便など好感し10日ぶり反発
- 2016/5/24 09:29
- 株式投資ニュース
■2月の安値に接近し自律反発が発生しやすい状態との見方
日本航空<9201>(東1・売買単位100株)は24日、実質10日ぶりの反発基調で始まり、取引開始後に3782円(31円高)と出直っている。5月20日に日本=スペイン間の航空交渉での調印により、日本=スペイン間のオープンスカイが実現し、イベリア航空は2016年10月18日から約20年ぶりにマドリードから日本への直行便を就航することなどを発表。期待が広がった。
このところは、羽田発の米国便の新たな割当枠がANAホールディングス<9202>(東1)の全日本空輸に比べて制限されたことなどで続落となり、前日比変わらずを一日加えると23日まで9日連続安となっていた。この結果、2月の安値3684円に接近。自律反発が発生しやすい状態になってきたとの見方が出ている。なお、3月期末時点で株主になった投資家には、早くも株主優待の割引券が届いているという。