【株式市場】日経平均は朝方156円安の後一進一退となり売買代金少なく材料株が強い

株式市場

◆日経平均の前引けは1万6543円38銭(111円22銭安)、TOPIXは1330.61ポイント(8.07ポイント安)、出来高概算(東証1部)は8億1960万株

チャート6 24日前場の東京株式市場は、伊勢志摩サミットの26日開幕を控え、引き続き為替動向などに不透明感があるとされ、日立製作所<6501>(東1)トヨタ自動車<7203>(東1)などが重く、日経平均は9時30分頃に156円89銭安(1万6497円71銭)まで下押した。その後は1万6550円前後で小動きとなり、前引けは111円22銭安(1万6543円38銭)となった。主な株価指数は総じて安い。

 カルソニックカンセイ<7248>(東1)は筆頭株主の日産自動車<7201>(東1)が全株を売却と日本経済新聞で伝えられ、朝方に一時7%安。一方、日産自も朝から軟調。日本航空<9201>(東1)は20年ぶりのマドリード直行便などが言われて反発し、リズム時計工業<7769>(東1)は自社株買いと自己株式の消却などが好感されて急伸し、イオンファンタジー<4343>(東1)は月次動向の好調などが蒸し返されて急反発。カネコ種苗<1376>(東2)は東証1部指定を好感して上げ、エボラブルアジア<6191>(東マ)インベスターズクラウド<1435>(東マ)との提携などが好感されて高い。

 東証1部の出来高概算は8億1960万株、売買代金は少なく7736億円。1部上場1953銘柄のうち、値上がり銘柄数は572銘柄、値下がり銘柄数は1206銘柄となっている。

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