日産車体はグループ再編の思惑に乗り「モミ合い放れ」の兆候

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■戻り高値に進み下値固めを終えて新たな相場形成の兆し

 日産車体<7222>(東1・売買単位100株)は25日、続伸の始まりとなり、取引開始後に1233円(44円高)と戻り高値を更新した。前3月期の連結営業利益が11%増加するなど業績が好調な上、昨24日、日産自動車<7201>(東1)が有力取引先カルソニックカンセイ<7248>(東1)の株式を売却する方針と伝わり、日産車体については逆に次世代車の開発などで結束が強まるとの見方が出ている。

 株価は2月以降、950円前後から1200円前後のゾーンでモミ合う往来相場となってきたが、25日はこのゾーンを上抜いた。いわゆる「モミ合い放れ」の兆候。中期的には下値固めを終えて新たな相場形成に移行する可能性がうかがえるようだ。

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