ヒューマン・メタボロームがエムスリーとの提携を好感しストップ高

株式市場 銘柄

■4社への新株式発行により約3.6億円を調達

 「代謝」研究開発ベンチャーのヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ(HMT)<6090>(東マ・売買単位100株)は25日、買い気配のままストップ高の979円(150円高)に達し、10時を過ぎても売買が成立していない。24日の取引終了後、医療従事者向け専門サイト運営などのエムスリー<2413>(東1)との資本及び業務提携を発表。期待が高揚した。

 エムスリーを含めた4社に対して新株式を発行し、約3.6億円を調達することも買い材料になったようだ。このところの株価は4月に1020円まで上げて年初来の高値をつけたが、5月に入って前3月期の決算見通しを赤字に修正したことなどで一時800円を割る場面があった。しかし、このストップ高によって赤字発表前の水準を大きく上回り、相場としては業績動向を完全に織り込んで新展開への期待を買う展開に移行したとの見方が出ている。

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