【銘柄フラッシュ】DMPなど急伸しエアバッグ問題のタカタはストップ高
- 2016/5/26 21:50
- 株式投資ニュース
26日は、東証1部の値上がり率トップがタカタ<7312>(東1)の21.2%ストップ高となり、エアバッグの不具合問題が長引く中で「米投資ファンド大手のコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)が支援する方針」(日経ニュース)などと伝えられて急伸。2位は新日本科学<2395>(東1)の15.0%ストップ高となり、引き続き再生医療の細胞加工施設と医療機関への橋渡しを担う企業との提携や自社開発した経鼻投与基盤技術の研究成果が米国科学誌に掲載されたことなどが材料視。3位はトランザクション<7818>(東1)の13.8%高となり、昼12時に業績・配当予想を増額発表したため後場一段高となった。
GMOクラウド<3788>(東1)はマイナンバーカードによる本人確認サービスの事業者認定などが好感されて活況高となり8.2%高。フライトホールディングス<3759>(東2)はフィンテック(金融IT)関連分野への期待などが言われて17.6%高。エスクロー・エージェント・ジャパン<6093>(東2)も引き続きフィンテックのブロックチェーン技術を不動産取引に関する認証や決済に応用する取り組みなどに期待が衰えず8.4%高。土木管理総合試験所<6171>(東2)は上場1周年記念の株主優待が好感されて6.4%高。
ディジタルメディアプロフェッショナル(DMP)<3652>(東マ)は引き続き新たな画像処理ソリューションの共同開発などが材料視されてストップ高の19.6%高。ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ(HMT)<6090>(東マ)はエムスリー<2413>(東1)との提携が連日好感されてストップ高の15.3%高。カーディナル<7855>(JQG)はクレジットカードの情報が盗み取られる被害が後を絶たないことから政府がICチップ対応を義務づける方針との報道などが言われてストップ高の16.4%高となった。