長瀬産業が特許など好感し出直りを強める
- 2016/5/31 15:20
- 株式投資ニュース
■調整が1年近くになり自律反騰に転じる場面が増えるとの見方
長瀬産業<8012>(東1・売買単位100株)は31日の後場一段強含む展開となり、14時30分にかけて1269円(13円高)まで上げて再び出直りを強めた。5日続伸。31日付で、北里研究所と共同でマイコスポリン様アミノ酸の微生物生産特許を取得と発表し、好感された。
株価水準はPER17倍前後、PBR0.5倍台。とりわけ1株純資産の半値という水準には割安感があり、このところも2月の1101円、4月の1090円で下げ止まり回復に転じている。2015年6月の高値1736円からの調整が1年近くになるため、自律反騰に転じる場面が増えてくるとの見方もある。