日本ライフラインが連続最高益など好感され上場来の高値

株式市場 銘柄

■PER平均を上回るが期待や評価の高い証拠との見方

 日本ライフライン<7575>(東1・売買単位100株)は31日の後場、一段強い展開となり、14時過ぎに10%高の3850円(360円高)まで上げ、ほぼ2週間ぶりに上場来の高値を更新した。ペースメーカーなど医療機器の輸入商社。連続最高益基調の好業績などが引き続き好感されている。

 今期・2017年3月期の連結業績予想は純利益を前期比11%増の31億円、1株利益は166.78円とし、連続で最高益を更新する見込み。株価水準はPER23倍前後になり、市場平均の15倍台との比較では割高になるが、昨今の株式市場ではPERについて高めのほうが期待や評価の高い証拠と受け止める雰囲気がある。同社株は高値更新相場のため後者が当てはまるとの見方が出ている。

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