【株式市場】消費増税の延期効果を見極めたい雰囲気あるが日経平均は続伸基調

株式

◆日経平均の前引けは1万7151円95銭(83円93銭高)、TOPIXは1372.87ポイント(6.86ポイント高)、出来高概算(東証1部)は8億1358万株

 31日前場の東京株式市場は、消費増税の2年半延期が確定的になり、朝方はその効果や副作用を見極めたい雰囲気が漂ったが、トヨタ自動車<7203>(東1)は小安く始まった後ジリ高に転じて堅調続伸となるなど主力株が強く、日経平均は10時30分頃から上値を追って98円43銭高(1万7166円45銭)まで上げた。主な株価指数はすべて高い。

 パナソニック<6752>(東1)がテレビ用液晶パネル生産を停止との報道もあり続伸し、国際石油開発帝石<5105>(東1)は原油市況の回復などが言われて上昇。ファーストリテイリング<9983>(東1)は毎月2日発表の月次動向に期待とされて続伸。ディー・ディー・エス(DDS)<3782>(東マ)は地方自治体向け住民情報システムにへの採用などが好感されて急伸し、ハンズマン<7636>(JQS)は株式2分割の発表などが好感されて急伸。

 東証1部の出来高概算は8億1358万株、売買代金は8052億円。1部上場1955銘柄のうち、値上がり銘柄数は1021銘柄、値下がり銘柄数は761銘柄となっている。

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