日本ラッドはAI映像システムに期待強く連日ストップ高
- 2016/6/2 13:35
- 株式投資ニュース
■日経平均構成銘柄が冴えず材料株に軸足
クラウド関連事業などの日本ラッド<4736>(JQS・売買単位100株)は2日、朝方から2日連続ストップ高の910円(150円高)で売買をこなし、2日連続ストップ高。2015年7月以来の900円台回復となっている。6月1日付で、AI(人工知能)を活用した最新の映像インデックスシステムに関する発表を行い、期待が高揚した。
同システムに関する発表は5月27日付でも発表され、株価はこの日と30日にストップ高となるなど急伸を開始。この一両日は日経平均構成銘柄が冴えないこともあり、こうした材料株に軸足を移す動きも加わって人気化しているようだ。今期・2017年3月期の業績は最終減益の見込みとするが、それでも今期予想PERは20倍前後のため、こうしたIT銘柄の中では割安感が強いようだ。