【銘柄フラッシュ】モブキャストなど急伸し円高対応でマルハニチロなども高い
- 2016/6/2 17:00
- 株式投資ニュース
2日は、東証1部の値上がり率1位が富士紡ホールディングス<3104>(東1)の8.0%高となり、いちよし証券が目標株価を280円から350円に引き上げたと伝えられたほか、円高のため輸出関連株から資金が移る期待も言われて年初来の高値。日本システムウエア(NSW)<9739>(東1)は立会い外分売を6月3日から7日に行なうと発表済みで、分売値段は開始日の前日の終値などが基準になるとしたため思惑が働いたとされて6.4%高となり年初来の高値となった。
堀場製作所<6856>(東1)はSMBC日興証券が目標株価を4100円から5900円に引き上げたと伝えられ後場一段ジり高の5.4%高。マルハニチロ<1333>(東1)は円高効果もあるとされて一段ジリ高の5.2%高。ヤフー<4689>(東1)はソフトバンク<9984>(東1)による株式買い増し期待などで一段ジリ高の場面があり3.0%高。
バリューHR<6078>(東2)はT&Dホールディングス<8795>(東1)の大同生命保険株式会社との業務・資本提携などが好感されて15.5%高。クリヤマホールディングス<1333>(東2)は競技場や人工芝などの大手で、IOC(国際オリンピック委員会)が6月1日から理事会と伝えられ2020年東京オリンピックでの野球やソフトボールの復活に期待が芽生えたとされて5.2%高。
モブキャスト<3664>(東1)は人気アニメのスマートフォン向けゲームの中華圏での配信などが好感されてストップ高の19.8%高。GMO TECH<6026>(東マ)はスマホ広告の新機能サービスなどが言われてストップ高の17.4%高。ラクス<3923>(東マ)は業務提携などが好感されて急伸し12.2%高。タツモ<6266>(JQS)は米マイクロソフトがVR(仮想現実)分野で中国、台湾企業を含めて広く提携と伝えられたことが連想を呼んだとの見方あり22.1%高の急伸。日本ラッド<4736>(JQS)はAI(人工知能)関連の期待などが言われてストップ高の11.8%高となった。