ソフトバンクGは有利子負債比率の改善など好感し逆行高

ソフトバンク

■東証1部1956銘柄のうち87%近くが下げ日経平均270円安の中で強い

 ソフトバンクグループ<9984>(東1・売買単位100株)は6日、小安く始まった後反発し、9時30分にかけては6050円(30円高)前後で推移。東証1部1956銘柄のうち87%近くの1700銘柄が下げ、日経平均が270円安の中で逆行高となっている。6月1日から6日朝にかけて中国・アリババ集団の株式一部売却や追加売却、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>(東1)株式の一部売却などを発表。「連結純有利子負債/調整後EBITDA率(スプリント社を除く)」が3.8倍から3.2倍前後に改善するとしたことなどが好感されている。テクニカル的には7000円前後まで戻り売りの圧迫感が強まらず上値を試す可能性があるとの見方がある。

 一方、ガンホー・オンライン・エンターテイメントは自社株買いによってソフトバンクGによる売却を収容すると発表。289円(12円安)前後となっている。

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