出光興産が原油価格の回復など好感し約1週間ぶりの2300円台

出光興産 5019

■売り残が高水準で推移し買い戻しに注目する様子も

 出光興産<5019>(東1・売買単位100株)は7日、続伸の始まりとなり、取引開始後に2328円(82円高)まで上げて約1週間ぶりに2300円台を回復した。ナイジェリアで武装勢力による石油パイプラインの破壊が伝えられ、NY原油が一時50ドル/バレルに接近し、原油価格の回復などに期待が強まった。

 原油価格は年初から回復傾向が続き、出光興産の株価も4月に2469円の年初来高値をつけた。一方、信用取引残高をみると、その後も依然、売り残が高水準で買い残を上回っている。これは依然、弱気筋が多いことを示すが、株価そのものは強基調のため売り建てている投資家は苦境に陥っている状態になる。買い戻しが増えれば株高助長要因として注目される。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■更新前のスーパーコンピュータの約4倍の計算能力  富士通<6702>(東証プライム)は2月21日…
  2. ■両社の資源を有効活用しSDGsに貢献  伊藤忠商事<8001>(東証プライム)グループのファミリ…
  3. ■純正ミラーと一体化し、左後方の視界を広げる  カーメイト<7297>(東証スタンダード)は、純正…
2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■投資と貯蓄の狭間で・・・  岸田内閣の「資産所得倍増プラン」は、「貯蓄から投資へ」の流れを目指し…
  2. ■「ノルム(社会規範)」解凍の序章か?植田新総裁の金融政策正常化  日本銀行の黒田東彦前総裁が、手…
  3. ■「日経半導体株指数」スタート  3月25日から「日経半導体株指数」の集計・公表がスタートする。東…
  4. ■投資家注目の適正株価発見ツール  日銀の価格発見機能が不全になる可能性がある中、自己株式取得が新…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る