ホットリンクが中国のスマホ対話アプリ活用する決済開始を好感しストップ高
- 2016/6/7 09:33
- 株式投資ニュース
■7億6000万人が利用する「ウィーチャット」支払いシステムを日本で開始
ビッグデータ解析などのホットリンク<3680>(東マ・売買単位100株)は7日、買い気配をセリ上げる始まりとなり、9時30分にかけて気配値のままストップ高の721円(100円高)に達した。7日付で、中国最大級のネット企業テンセント社が運営するスマートフォン上の対話アプリ「微信」(ウィーチャット)のスマホ決済サービス「微信支付:WeChat Pay」(ウィーチャットペイ)を日本国内で訪日中国人向けなどに共同展開すると発表。期待が盛り上がっている。
発表を概略すると、テンセント社が提供するコミュニケーションアプリ「WeChat」は中国国内外で7億6000万人に利用されており、スマートフォン利用者の約9割にインストールされている。一方で、急速にインバウンド市場が拡大する日本国内では、決済サービス「WeChat Pay」の導入が遅れており、訪日中国人にとって量販店やレストラン、観光地等での支払いは利便性に欠けている、とした。