宮越HDは中国の土地を材料に仕手色を発揮しストップ高

銘柄 上がる 上昇 高い ストップ高

■動き出すだけで思惑が集まる傾向あり投機狙いの資金集まる

 宮越ホールディングス<6620>(東1・売買単位100株)は7日、買い気配のまま9時30分前にストップ高の610円(100円高)に達し、2日連続ストップ高となった。引き続き、5月30日付で中国に保有する土地が道路建設のため用地回収の要請を受け、今後、建物補償に加え営業補償についても交渉する予定と発表したことが材料視されているようだ。

 同社株は仕手色の強い銘柄のイメージがあり、好材料が出なくても、株価が動くだけで投機狙いの資金が集まって動意を強めることが少なくないとされる。中国での用地回収を発表した30日は、いきなり急伸してストップ高となり、その後は「r」字型の小休止だったが、6日に再び急伸し、直近は動き出したこと自体が株価材料になっているとの見方がある。

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