寿スピリッツ:第3四半期累計売上高(概算)前年同期比0.2%増

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■厳しい環境下、シュクレイ18.3%、九十九島G11.5%増収など首都圏強化で成果

 寿スピリッツ<2222>(東1)の15年3月期第3四半期累計(4月~12月)は、前期に開催された出雲大社、伊勢神宮の遷宮イベント特需の反動減、諸費税増税の駆け込み需要の反動に加え、物価上昇傾向に伴う購買意欲の減退、さらに台風、大雨など天候不順の影響などが重なる厳しい環境が続いたが、首都圏での事業展開の強化したことで、売上高は、前年同期に比べ0.2%増の17,168百万円となり前年実績を上回る見込みだ。

 なお、同社の第3四半期決算発表は2月2日の予定。

 セグメント別状況は、寿製菓、販売子会社及び但馬寿が、主に遷宮効果の反動などで減収となるが、北海道のケイシイシイは、ルタオ商品の道内卸展開の強化などで前年同期比2.4%増、九十九島グループは、フレンチトースト専門店「Ivorish(アイボリッシュ)」2号店(14年4月、東京・渋谷)を出店するなど新規出店効果などが見られ、同11.5%増に、また、首都圏での多ブランド展開しているシュクレイが、同18.3%増と好調であった。

 なお、健康食品の会員制直販事業中止を行った「その他」は減収であった。

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