アキュセラ・インクが投資会社への期待など衰えず大幅続伸

銘柄 相場欄

■荷もたれ玉軽減し自律反騰狙いの資金が舞い戻る

 眼疾患の創薬ベンチャー、アキュセラ・インク<4589>(東マ・売買単位100株)は10日、大幅続伸の始まりとなり、昨日までの2日連続ストップ高に続き、取引開始後に16%高の2050円(289円高)まで上昇。5月31日以来の2000円台回復となった。引き続き、SBIグループのSBIインベストメントがアキュセラ株の保有比率を増やしたと伝えられたことが材料視されている。

 同社株は、治験中の新薬候補に関する期待などから5月25日に7700円まで急騰した。しかし、この日の午後一転下げ相場となり、翌日に新薬候補の臨床試験結果を発表したことが重なり、6月6日には一時986円まで急落した。この結果、売りたい人は売ってしまったとの見方があり、荷もたれ玉の軽減などから自律反騰を狙った値幅狙いの資金が再び舞い戻ってきたとの見方が出ている。

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