JFEホールディングスが「攻めのIT経営銘柄2016発表会」において2年連続で選定される

■2016年度より製鉄所毎で保有していた基幹システムを統一化し全面刷新に着手

 JFEシステムズ<4832>(東2)は、JFEホールディングスが、丸ビルホール&コンファレンススクエアで開催された「攻めのIT経営銘柄2016発表会」において2年連続選定されたと発表した。

 JFEシステムズは、JFEグループの情報システム会社として、JFE ホールディングス、JFEスチールをはじめ、JFEグループ各社のIT企画、設計、開発、運用を担っている。

 「攻めのIT経営銘柄」は、日本企業の戦略的IT利活用の促進に向けた取り組みの一貫として、経済産業省と東京証券取引所が共同で、全上場会社の中から「攻めのIT経営」に積極的に取り組む企業を選定するもの。この取り組みにより中長期的な企業価値の向上や競争力の強化を目的とした戦略的なITの利活用が進展し、投資家からの理解の促進が期待されている。選定にあたっては、戦略的なIT利活用の実態だけでなく情報セキュリティ管理や人材育成についても評価が行なわれ、全20業種26銘柄が選ばれた。

 JFEシステムズがサポートする鉄鋼事業では、製造拠点毎のデータ、ノウハウの全社横断的な活用を目指し、2015年度に国内の厚板工場について製造仕様情報管理システムを共通化した。この先行事例で培った思想や手法を発展させ、2016年度より製鉄所毎で保有していた基幹システムを統一化し全面刷新することに着手した。今回の全面刷新を通じて、製鉄所業務プロセスを統一化し、社員の業務の質的向上、知識・ノウハウの共有化・伝承促進、全社最適の統合生産調整を実現する。業務の効率を飛躍的に向上させるとともに、ここで得られたデータを活用して、革新的な商品や製造プロセスを開発し従来の常識を超える高度な顧客サービスを提供する。

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