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立花エレテックは10数年前の装置も処理速度アップが可能に、C言語のメモリー不足を解消
- 2016/6/13 12:58
- 新製品&新技術NOW
立花エレテック<8159>(東1・100株)のC言語コントローラーを紹介。プログラマブルコントローラーという装置がある。一般には馴染みの薄い単語だが、エレベーター、自動ドア、機械の制御などに使われている制御装置のことで、PLCと略される(以下PLC)。自動車部品製造に使われる高級ブレス機にも使われていて、高級なだけに寿命も長い。この装置が容量不足で拡張できないという問題が起こっている。
高級ブレス機は複雑な機能を持つため、PLCだけでなくC言語も使用されている。このC言語が10数年前のものだとメモリー不足で拡張できない。装置にとって10年程度は現役バリバリだが、コンピューターにとっては一昔も二昔も前のことになるのだ。基板であるマイコンボードを入れ替えた場合、日数もコストもかかってしまい効率が悪い。
PLC、C言語の分野ともに高い技術力を持つ立花エレテックでは、C言語コントローラーをPLCユニットに併設することでメモリー不足を解消。処理速度アップや新機能追加が可能となった。また、一体化することで省スペース化にも貢献している。