マイネットが人気ゲームの提供拡大など好感し出直り強める

株式市場 銘柄

■上場来の高値6100円に向けて上値を試す展開をイメージ

 スマホ向けゲームのマイネット<3928>(東マ・売買単位100株)は13日の後場寄り後、10%高の4620円(420円高)前後で推移し、出直りを連日強めている。ゲームメーカーが生んだタイトルを買い取り、データ分析に基づくリビルドやキャラクターIP創出といった付加価値を積み上げてヒット作に仕立てる異色のゲーム開発企業で、10日、子会社がモブキャスト<3664>(東1・売買単位100株)に「美麗三国志カードバトル『三国INFINITY エクスタシー』」の提供を開始と発表したことが材料視されている。

 同ゲームは、三国志の有名武将「劉備」や「曹操」などと一緒に世界で一つだけの部隊を編成して天下統一を目指すカードバトルゲームで、現在提供しているスマートフォンアプリ版は、ユーザー数が250万人を超えるなどで人気を博しているという。

 2016年2月に上場来の高値6100円をつけ、その後は3000円台から5000円台のゾーンでモミ合いながら何度か上値を試す展開となっており、再び5000円台を回復する期待があるようだ。モブキャストも高く年初来の高値に接近している。

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