くらコーポレーションが好業績など材料に2000年以降の高値
- 2016/6/14 09:28
- 株式投資ニュース
■通期業績に上ぶれ期待あり円高は追い風の見方も
くらコーポレーション<2695>(東1・売買単位100株)は14日、5日続伸基調の始まりとなり、取引開始後に5970円(140円高)まで上げて2000年以降の高値を3日続けて更新した。引き続き、6月6日に発表した第2四半期決算などが好感され、円高がどちらかというと追い風になる銘柄として注目する様子もある。
第2四半期の累計連結営業利益は前年同期比28%増加するなど好調で、通期の見通しは据え置いたが上ぶれ期待が強まっている。会社側の通期予想1株利益は211.06円のため株価水準はPER28倍台になるが、このところは値幅妙味も強まっている様子のため特段、問題視する雰囲気は強くない印象がある。