かんぽ生命は10日ぶりに反発か注目!日本郵政は下値を探る

かんぽ生命

■マイナス金利の副作用など言われ指数連動ファンドの機械的な売りも

 日本郵政<6178>(東1・売買単位100株)は14日の後場寄り後1262円(20円安)前後で推移し、5日続落模様となっている。特段、目新しいIR発表などはないが、マイナス金利政策によってグループのかんぽ生命保険<7181>(東1・売買単位100株)ゆうちょ銀行<7182>(東1・売買単位100株)の資金運用環境が悪化し、長期金利が2日続けて過去最低を更新と伝えられたことなどが影響したとの見方が出ている。ゆうちょ銀行は4日続落模様、かんぽ生命は前日比変わらずを1日加えると10日続落模様だが時々堅調に転じている。

 3銘柄とも、株価指数に連動運用するファンドなどによる機械的な売り圧迫もあるようで、当面はTOPIX(東証株価指数)などが底入れするまで上値の重い展開が続くとの見方がある。

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