富士通コンポーネントは「静電容量方式」など好感し連日急伸

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■車載用タッチパネルを新方式で開発し普及拡大を期待

 富士通コンポーネント<6719>(東2・売買単位100株)は17日も大幅続伸となり、10時にかけて20%高の459円(78円高)まで上げて東証2部の値上がり率1位となった。2016年1月以来の450円台回復となっている。15日付で、カーナビなどに使われている車載用タッチパネルを、透過率、表面硬度の観点などから現在主流の「抵抗膜方式」に代えて高耐環境性に対応した「静電容量方式」で開発したと発表。普及拡大への期待がある。

 発表翌日の16日は、日経平均が3%安の485円安、2部指数は2%安となるなど全体的に大幅安となったが、同社株はストップ高の80円高となった。不安定な相場の中で逆行高となった相場そのものを材料視する様子もある。

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