【銘柄フラッシュ】エスクローAJが急伸しVR・AR関連でソニーなども活況高

銘柄

 20日は、英国のEU離脱問題を巡る最新の世論調査が残留優勢と伝えられ、自動車株や海運、鉄鋼株などが軒並み高となった中で、材料株物色も活発に推移。

 有機ELパネル関連株が値上がり率上位に顔を出し、東証1部の値上がり率1位はブイ・テクノロジー<7717>(東1)の17.5%ストップ高となり、この土・日に韓国サムスン電子が有機ELパネルの生産設備拡充に8兆ウォン(約7200億円)程度を投じると日本経済新聞が伝え、期待が再燃。保土谷化学工業<4112>(東1)は11.0%高となり、平田機工<6258>(JQS)は13.7%高。

 VR(仮想現実)関連銘柄の動意も活発化し、ソニー<6758>(東1)がVR(仮想現実)映像を導入した眼鏡型ゲーム機「PSVR」の予約販売が好調で一部で品切れもと伝えられて3.1%高と出直りを強め、VR(仮想現実)・AR(拡張現実)関連株のハーツユナイテッドグループ<3676>(東1)は6.0%高、ピクセラ<6731>(東2)は6.1%高、CRI・ミドルウェア<3698>(東マ)は4.4%高、シリコンスタジオ<3907>(東マ)は12.0%高。

 ゆうちょ銀行<7182>(東1)が資金運用先を不動産などにも拡大と伝えられ、三井不動産<8801>(東1)などの不動産株とともに高くなり、住友不動産販売<8870>(東1)は3.9%高、エスクロー・エージェント・ジャパン(エスクローAJ)<6093>(東2)はストップ高の26.1%高、アスコット<3264>(JQS)もストップ高の18.8%高。

 リンクアンドモチベーション<2170>(東1)は株主優待の開始などが好感されて11.8%高と年初来の高値。村上開明堂<7292>(東2)は自動車のサイドミラーなどをカメラと映像モニターで代替する電子ミラーに期待とされてストップ高の22.8%高。急伸し、16日新規上場の農業総合研究所<3541>(東マ)は2日連続ストップ高の18.1%高。場面。ソフトフロント<2321>(JQS)は「クラウド郵便」などに期待衰えず一時ストップ高の25.7%高まで上げ大引けは17.7%高となった。

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