20日のNYダウはイギリス残留の可能性を先取って反発、円は終値で103円台
- 2016/6/21 07:59
- 株式投資News
6月20日(月)のNYダウは反発した。イギリスのEU残留の可能性を先取りして前日の58ドル安から129ドル高の1万7804ドルと反発した。議員襲撃事件で世論は残留に傾いているという。ただ、先取りが行き過ぎると結果売りとなる心配がある。23日の投票日までわずか。
ドルは103円後半、原油は49ドル半ば。
一方、20日(月)の日経平均もイギリス問題好転を先取りして前日の165円高に続いて365円高と急続伸した。2日間で合計約530円高となったのは今年2月15日、16日の計1102円高以来である。日経平均のマイナス乖離は1839ポイントに大きく改善した。ただ、円相場が終値で103円台へ突入してきたことから21日の日本市場は売りが出やすくなりそうだ。